今日は父の誕生日で、毎年このブログでこの日は父の音楽との関わりに関しての事を思い出す。
命日は1/13なんだけど、僕は命日よりも誕生日を大切にしたい。
父がこの世に誕生した日の方が、亡くなった日よりも素敵と思えるから。
毎年同じような内容になっちゃうんだけど、僕を音楽の世界に引っ張っていった人だ。
父は楽器を断念した人物だったので”聴き専”だったので、僕を走者にしようとは全然思っていなかった(￣▽￣;)//
小学生の低学年の時は毎週のようにジャズ喫茶のハシゴ。
１日で何件行くねん！って幼心に思った記憶がめっちゃあるw
その時僕は父から何か本などを買ってもらってジャズ喫茶で、アップルジュースかオレンジジュースを飲んでたはず。
歌の無い地味な音楽というのが僕のジャズの印象。
店内は静かで、レコードが大きな音で流れてる感じ。
大人たちはタバコを吸いながら下を向いて音楽に没頭してる感じを思い出す。
僕には全く意味が分からなかった世界観だったヽ(；▽；)
僕が父にギターを弾きたいと申し出て３年経過、5年生になってやっとギターが弾けるくらいの体の大きさになったかな？という事で始めさせてもらえた。
その頃から、父も馴染みやすい音楽を聴き出していて"Fusion"という今まで聴いたことがなかったジャンルを聴くようになった。
しかし、やっぱり歌はなかったw
そこが僕のスタートラインになってるんだけど、周りの友達は当たり前ながら誰も聴いてなかったわけでヽ(´o｀；
周りの影響でハードロックに目覚めたんだけど、やはり長くは続かず中２〜高１でハードロックは卒業。
しかし70年代のロックのカッコ良さを知って、ちょっと服装がヒッピースタイルになったな〜♪♪
しかし、19歳で楽器店に入社してから店内はめっちゃハードロック(Ｔ＿Ｔ;)
ま、それはそれで楽しかったけど！
海外のスタジオ系のミュージシャンを各メーカーのモニターという事もあり、いっぱい知る事ができたのは僕には大きな情報だったし、音楽もいっぱい教えてもらって聴きまくった！！
オープンの３日目だったかな？イベントライヴとしてCharさんが来店してライヴをしたんだよね〜♪♪
カッコ良かったなぁ〜（＾＾b
父とジャズ系のライヴを観に行ったっていう記憶は無い。
ま、連れて行ってくれなかったというのが正解だろうか？
高中正義さんのコンサートは父にねだって連れて行ってもらって感動したな〜！！
生まれて初めてのプロのギタリストを間近で観たし、好き好んで聴いてた人を生で観れたんだからね！！！
中１の僕には凄い刺激だった。
就職後数年から家庭の事情で父とは疎遠になってしまう。
何度かは会えてたけど、ちゃんと会えた時はもう既に「余命半年」と宣言されていた。
結果的には２年６ヶ月頑張ってくれた。
昨年も同じだけど、父が聴きたいと言って僕が父にプレゼントした最後の３枚のCD。
最後はやっぱりジャズが聴きたかったんだな！って。
しかし、クラプトンの"Change The World"が大好きだったから、いつもこの日はこの曲を聴いて泣いてしまう。
生きていれば今日で81歳、おめでとうお父さん。
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